叢生(そうせい)・・・八重歯、らんぐい歯など、歯並びのでこぼこになっているもの。あごに比べて、個々の歯が大きすぎる場合にみられるもので、歯の配列スペースの不足が原因です。

 

①主訴 ②診断名または主な症状 ③年齢 ④治療に用いた主な装置 ⑤抜歯部位 ⑥治療期間 ⑦治療費 ⑧リスク、副作用

 

症例1.
治療前

 

 





アンカースクリューを打って大臼歯を引っ張っています

治療後

①歯並びが悪いということで来院②下顎が後退気味右アングルⅡ級上下前歯が大きく叢生顕著左側1番外傷性交差咬合あり③21才女性④マルチブラケット装置、アンカースクリュー(プロシード)⑤左右上4番右下5番左下4番抜歯⑥2年3カ月⑦総額77万円+消費税8むし歯になることもなく治療終了

 

症例2.

治療前

上あごを広げてスペースを作ります。


       治療後   

①歯ならび悪いとのことで受診され、③12歳より矯正を開始。②上顎が狭いため特に上顎の叢生が目立ちますが、下顎の歯列も狭くなっています。④急速拡大装置で上顎を拡大し、⑤歯を抜くことなく、上下ともマルチブラケット装置で歯ならびを治しました。⑥矯正期間は1年半、⑦費用も自費約70万円(消費税抜き)ほどかかりました。⑧治療中も十分歯磨きをしてくれたのでむし歯になることもなく終了できました。急速拡大は年齢が高くなると困難になるリスクがあります。あと戻りを防ぐため、保定装置は長く使用します。