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  橋本左内 て どんな人

 ご存知ですか、15歳で「啓発録」を自分の志を励ますために著した秀才少年。
 天保5年(1834)3月11日、福井城下常盤町(現福井市春山二丁目)福井藩奥外科医の
 橋本彦也長綱の長男として誕生。

  啓発録とは
   1.稚心を去る
   1.気を振るう
   1.志を立てる
   1.学に勉める
   1.交友を択ぶ

 意味合いは、幼稚な心から卒業して、立派な人間になろう、
      そうして気力を奮い立たせて、負けない人間になろう。
      しかし、気を奮い立たせても、志を立てなければすぐに醒めてしまうものである。
      だから、目標や目的を立てなければならない。
      志を立てたからには、努力して学問に励まなければならない。
      又、良い友をもって、互いに励まし合い、注意し合うことが大切である。
      自分にとって良い友か、良くない友かを選ばなければならない。

         これを15歳のときに書いたというのだから驚きです。

 これは先日鯖江西山つつじ公園へ行ったときに建立されてあったもので、その意味合いが
 偶然にも5月20日発行の北国新聞社のアクタスに分かりやすく掲載されておりました。
 昔の人は何故幼少の頃にしてこのような事を考えつき書きつづることが出来るのでしょうか。
 今の教育のあり方も見直す必要があるのではないでしょうか。