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  む〜さんのゴルフ情報。               (鈴木規夫プロ エンジョイゴルフより)

 その7 飛距離をほしい方へ 
   力を蓄えるバックスイング、弓を引くイメージで。
    バックスイングの一番の目的は、ボールを打つための力を蓄えることにあります。
   バックスイングは「弓を引く」イメージを持って弓の弦をいっぱいに絞るそこまでがバックスイング
   仕事で、ダウンスイング以降は矢を放つように、蓄えられた力を解き放つ動作です。
   
    バックスイングで蓄えられた力の強さがヘッドスピードを左右します。スイングにおけるパワー
   の蓄積とは、それは身体をねん転する力です。そのねじれを元に戻そうとする筋力がパワーの
   源でありこの強弱が飛距離の良しあしになります。
   
    ねん転を具体的に言うと、左肩の回転です。左肩を下げずにほぼ 60〜70度あごの位置ま
   で回す、この時右脚の内側の筋肉がしっかり受けとめていることが大切です。ひざや腰が右に
   流れてはひねったことにはなりません。

    トップオブスイングで左足に体重がかかってしまうのも問題です。この場合は左のひざが前に
   出て、左肩が下がり、クラブはオーバースイング気味にかぶってきます。この場合、ほとんどが
   ダウンスイングで右足体重になり、ダフリやトップを繰り返します。

    バックスイングは急がず「弓を引く」イメージでじっくりひねり、ダウンスイングは一気に矢を放
   つような気持で正しいテンポのスイングが良いショットにつながります。