<< ウインドム アンテナの製作 >>  counter  ) 説明及び注意事項

この HP は 富山県 南砺市 ( 旧井口村 ) の JA9BKJ が ウインドム アンテナ を上げたが、上手く動作しない方への必見の HP です、JA9BKJ が ZS6BKW を上げるまでの間おもに使用していた ANT で 3.5 Mhz --> 28 Mhz まで運用可能な、
マルチバンド アンテナ です、ZS6BKW でラダーラインが手に入らない方、または 3.5 Mhz を重要視する方には良い ANT と思われます、また 18 Mhz では DX にも良く飛んでました。
私はおもに、7 Mhz と 18 Mhz にこの ANT を使ってました、ただ最初は思う様に動作しませんで、その辺は下記に書いてます。

(この HP の画像はクリックすれば フルサイズ で表示されます)

1.ウインドム アンテナ の製作。 3.5Mhz --> 28Mhz まで運用可能。

  1. この ウインドム アンテナ は、何故か アラキの YDF-8010X の取り扱い説明書 と 同バラン ( 4:1 ) が友人からもらった物が有りましたので、それを利用する事にしました、エレメントは無し。
    この アンテナキット の バラン は、6:1 を使えば良いと思われますが、この キット には 4:1 の バラン が使用されており、4:1 でも結果的に全く問題無く動作しました。

  2. またこの アンテナ の記事は、ダイナミック.ハムシリーズ の「ワイヤー.アンテナ」の本 ( CQ 出版 93/03/01 発行 ) の P120 に事細かに掲載されております、参考にして下さいね。

  3. エレメント は 1.6 mm の ステンレス 単線 13.7 m + 27.2 m = 40.9 m と説明書に有った通りの長さ、地上高 12 m バランは アラキ の ( 4 : 1 ) の物、同軸は 25 m で無線機に接続しました。

  4. 4:1 の バラン はどなたでも簡単に作れますから、ぜひ作りましょう、バラン の HP 。

  5. 上記の条件で無線機に接続しましたが、取り扱い説明書に有る様な性能にはなりませんでした、私が出ようとしている 7 Mhz 18 Mhz の SWR が高いのです、チューナー を入れれば OK ですが。
    色々考えましたが、上手く行きません、たぶん上手く動作しなかったのは、地上高が足りないのも原因と思われます、アラキ では 15 m で水平で上手く動作しますと書いてます。

    そこで下記の方法を取りました。

  6. バラン 直下に、空芯の ソーターバラン を入れました、直径 20 Cm の 10 ターン を入れましたら、取り扱い説明書以上の性能になり、7 Mhz 18 Mhz は全く問題無くなりました。

    以下はバンド内最小 SWR は、3.5 Mhz 1.5 以下 7 Mhz 1.2 以下 14 Mhz 1.5 以下 18 Mhz 1.2 以下 21 Mhz 2.0 以上 28 Mhz 2.0 ( CW ) 1.1 ( SSB ) 2.5 ( FM ) 位有りました、
    1.8 Mhz、10 Mhz は出る予定がなかったので測ってません、21 Mhz 28 Mhz は多少問題ですが、他は全く問題無く出れる様になりました。

    ソーターバラン = 空芯の バラン で、同軸で ループ を作ります、ここでは束にして テーピング して、直径 20 Cm の 10 ターン して入れました。
             外国製の マルチバンド の ANT では良く使われている、ソーターバラン です。

     
  7. 給電点に ソーターバラン を入れますから、給電点が多少下がります、エレメント は伸びない線材を使用して下さい。

  8. なをこの ページ を見て参考になったと言う事で有ればお空でお会いした時にでも 「参考になったよ」 と言ってもらえば幸いです。
    またやっても見ないのにああだこうだとか言うのはお断りします、製作しての苦情等もお断りします、また質問等の技術的な事にも一切お答え出来ません。

  9. 関係の写真。
         

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