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920-1152 金沢市田上第5土地区画整理地10街区2-2 TEL: 076-222-7787 FAX: 076-222-7797 消化器科 外科 内科 |
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| 抗加齢ドックのご案内
人間は40歳を過ぎた頃から老化現象を意識するようになります。しかし、個々の人間としてはなんとか元気に長生きしたいと考えるのが当たり前であります。 |
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| 検査値の説明 (例) 検査名(正常値) 検査の意義などの説明 一般血液検査 ・BMI(18.5〜24.9) 身長と体重の比率を表し、理想値は22です。 ・白血球数(3200〜8500) 感染症(肺炎,虫垂炎)等で増加します。細菌や異物などが体内に侵入して起こる炎症や、白血病などの血液疾患の診断、経過観察に用いられるスクリーニング検査である。一般に白血球数は、炎症性疾患や血液系悪性腫瘍で増加し、骨髄抑制状態で減少する。白血球は単に数だけでなく、その構成も見る必要がある。たとえば高齢者の炎症では白血球数はそれほど増加しなくても、好中球に核の左方移動と言われる、桿状核球の増加がみられる。 ・赤血球(400〜539) ヘモグロビン(男13.0〜16.6、女11.4〜14.6) ヘマトクリット(男38〜48.9、女34〜43.9) 減少すると貧血を意味し、検査値により貧血の種類や原因がわかります。赤血球数は性別、年齢、採血部位、測定法などで差異がみられる。一般に男子は女子よりも高く、特に生殖年齢に達する女子では月経のため男子よりも低くなる。加齢変化では、新生児において、約550万/μl程度の値を示し、その後徐々に減少して幼児期には成人並みの値となる。高齢者ではさらに低値となり、70歳以降は男女とも平均410万/μl程度の報告があるが、個人差も大きい。 ・血小板(13.0〜34.9) 血液の凝固機能に関係し, 肝疾患等で減少します。一般に血小板が増加する病態は稀であるが、減少する場合は骨髄からの産生低下(再生不良性貧血など)、破壊亢進(特発性血小板減少性紫斑病など)などが知られている。肝硬変では産生低下と分布異常、さらに自己抗体の影響を受け血小板が減少する。血小板数が3万/μlを下回ると、脳出血を来たすおそれがあり、すみやかな対応が要求される。 ・総蛋白(6.5〜8.0) 血液中の蛋白質の量で、腎疾患,肝疾患,栄養不良,老化等で下降します。検査の主な目的はアルブミンの低下の有無、免疫グロブリンの増減、蛋白喪失の有無などである。血清総蛋白値に異常がみられた場合は蛋白分画を検査し、その構成比をみる。血清総蛋白量が8.5g/dl以上を高蛋白血症と呼び、6.0g/dl以下の場合を低蛋白血症という。血清総蛋白は20歳代で最も高く、妊娠中は低値になる。また、食事の影響を受ける場合がある。 ・アルブミン(4.0以上) 肝臓で作られる蛋白質で、肝疾患などで低下します。 アルブミンは肝臓で合成される水溶性の蛋白質で、分子量66,000の糖鎖を持たない均一な蛋白質である。血清中の蛋白質の中では最も量が多い。アルブミンは膠質浸透圧を維持し、また血中のさまざまな物質の輸送体として働く一方、蛋白代謝を反映して栄養状態の指標となる。さらにアルブミンは肝でのみ合成されるので、肝障害の程度を判定するのにも有用である。一方、腎障害など、体外に失なわれる病態では低下する。 ・総ビリルビン(0.2〜1.2) 黄疸の程度を示す値です。総ビリルビンとその分画は、肝疾患の診断、黄疸の鑑別などに重要な検査の一つである。また尿中および糞便中のウロビリン体の測定と合わせて実施することにより、体内ビリルビン代謝診断などに有用といわれている。また一般に総ビリルビン、直接ビリルビンとも女性の方が男性よりも低いといわれる。 ・GOT(AST)(5〜40) 肝炎,心臓,筋肉の疾患で高値となり、 アルコール,肥満,薬剤の影響でも上昇します。ASTは相対的には肝に最も多く含まれるため、主に肝疾患の診断に用いられる。しかし、ALT(GPT)が肝特異的であるのに対し、ASTは骨格筋や心筋疾患、溶血性疾患でも上昇をみる。したがってAST単独での肝疾患の鑑別診断は難しいが、AST/ALT比を考慮することにより特異性は向上する。 ・GPT(ALT)(0〜35) 肝炎,心臓,筋肉の疾患で高値となり、 アルコール,肥満,薬剤の影響でも上昇します。肝、腎、心筋などほぼ全ての臓器組織細胞中に含まれているが、特に肝に多く含まれており、AST(GOT)と比較して他臓器への分布量が少ないため、肝障害に特異的であるといわれている。しかしその値の大小が、必ずしも細胞壊死や肝障害の大きさを反映するものではない。 ・ALP(70〜250) 肝・胆道疾患,骨疾患等で高値となります。ALPが高値になる主な原因は、1. 肝胆道系疾患、2. 骨代謝系疾患、3. 血液型がB型、O型の人に出現する脂肪食摂取後の小腸性ALP、4. 妊娠時やまれに悪性腫瘍で出現する胎盤性ALPなどである。小児〜思春期では骨の新生が盛んなためALPが成人の2〜3倍の高値を示すことがある。 ・γ-GTP(0〜50) 肝・胆道疾患で高値となり、アルコール,薬剤の影響でも上昇します。γ-GTPはアルコール性肝障害や薬物性肝障害において特に上昇するが、必ずしもその値が障害の程度を反映するわけではない。トランスアミナーゼ値に比べて著しい高値を示すときはほとんどがアルコール性肝障害であるが、まれに酵素誘導を伴った細胞障害型の薬物性肝障害の場合もある。またγ-GTPは幅広い肝・胆道系疾患でも高値をとるため、これらの疾患のスクリーニングに有用である。特にさまざまな種類の胆汁うっ滞性疾患の場合に上昇する。すなわち肝内胆汁うっ滞、閉塞性黄疸をはじめ、肝膿瘍や粟粒結核など周辺の肝組織を圧迫する限局性の胆汁うっ滞や、腫瘍などでも高値を示すことがある。 ・アミラーゼ(50〜158) 膵臓炎,唾液腺炎等で上昇し、胆石等でも変化します。 アミラーゼは澱粉を分解しグルコース、マルトースやオリゴ糖を生成する酵素に付けられた総称であり、別名ジアスターゼとも呼ばれる。主に膵臓と唾液腺より分泌されるが、膵臓から最も多量に分泌されるので膵障害を調べるための代表的な検査となっている。一般にアミラーゼ値は膵炎の病態と必ずしも一致しない場合がある。これはアミラーゼ値が膵の外分泌細胞の量に依存しており、膵炎の病態が進行した結果、大規模な膵細胞の荒廃を来している場合には血中・尿中アミラーゼ値が上昇しないためである。 ・コレステロール(120〜220) 高脂血症、腎臓病、甲状腺、肝臓の疾患などで高値となります。 血中のコレステロールは、食物からの供給は3割に満たず、大半は体内での生合成で供給される。主たる合成臓器は肝臓である。コレステロールはステロイドホルモンや胆汁酸の材料、細胞の膜構成成分として利用される重要な物質で、血中では約70%がエステル型で存在する。 総コレステロールの測定は、原発性・続発性高コレステロール血症のスクリーニングに用いられる。肝での生合成障害、血中リポ蛋白の代謝異常、腸管での吸収障害などでT-choは異常値を呈する。 ・中性脂肪(50〜150) 高脂血症,糖尿病,脂肪肝,アルコール多飲,肥満等で高値となり、砂糖類,果物、アルコール摂取量の制限が必要となります。TGはコレステロールに次いで動脈硬化の危険因子とされ、またTG1,000mg/dl以上の高値例は急性膵炎を起こしやすいといわれている。さらに糖、脂質代謝異常のみならず、内分泌、腎疾患でも2次的に高値を呈する。食餌の影響を大きく受け、食後は少なくとも数10mg/dlは上昇する。このため通常早朝空腹時に採血するが、あまり長時間空腹状態が続くと内因性のTGが上昇してくるので注意を要する。 ・HDLコレステロール(35〜65) 善玉コレステロールです。HDL-Cは抗動脈硬化作用を有し、またHDL-C量と冠動脈硬化性心疾患(CHD)の発症率とは負の相関があるので、一般に善玉コレステロールと呼ばれている。一方、低HDL-C血症や高LDL血症はCHDの危険因子とされている。 ・BUN(7.9〜21.4) 腎炎,腎不全等で高値となり、脱水時や高蛋白食の摂取等でも上昇します。 血液中に含まれる尿素窒素。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高蛋白食摂取で上昇。 ・クレアチニン(0.8〜1.3) 腎炎,腎不全等で高値となります。 筋肉内でクレアチンから産生される非蛋白性の窒素化合物。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標。 クレアチニン産生量は筋肉総量と比例するため、男性より女性、成人より小児の方が低めの値をとる。また肥満者では体重に占める筋肉の割合が低いため体重に比べ低値をとる。 ・尿酸(3.0〜7.5) 痛風で高値. アルコール多飲,肥満(過食)でも上昇します。 尿酸は、核酸の構成成分であるプリン体の終末代謝産物で、体内諸組織、特に肝において産生され、主として腎臓より尿中に排泄される。健常成人の尿中排泄量は一日約0.4〜1.2gであり、その量は体内のプリン体代謝を反映している。血中尿酸濃度の上昇因子には、尿酸生成の亢進と排泄の低下が挙げられる。生成亢進の原因としては食事由来(高プリン体食)のほか、抗癌剤投与などによる核蛋白の崩壊亢進、プリンヌクレオチド代謝関連酵素異常症による合成促進などがある。 ・ナトリウム(137〜147) ナトリウムは(血液を含む)細胞外液中の陽イオンの主体をなす電解質である。 血清Na濃度の日内変動の幅はきわめて小さく、個人の生理的変動幅もきわめて小さい。 ・カリウム(3.5〜5.0) KはNaと反対に主として細胞内液に多く存在する。血清中にも一定量存在するが、その濃度は神経や筋肉の興奮性に関与し、特に心筋に大きな影響を及ぼす。血清K値は血清と細胞内、血清と体外のKの移動で平衡状態が保たれている。したがって、下痢・嘔吐による喪失や腎からの排泄促進で低K血症をきたし、また、腎不全などK排泄障害や細胞からの放出によって高K血症をきたす。 異常高値の場合には心室細動から心停止を起こす。 ・クロール(98〜108) クロール(Cl)は生体内に体重1kg当り約35mEq程度存在し、ナトリウムとともにNaClとして大部分が細胞外液中に存在し、他の電解質との相互関係のもとに水分平衡、浸透圧の調節などに重要な役割を果たしている。 ・血糖(70〜109) 糖尿病で高値となります。血糖値は食事による摂取のほか肝臓で産生放出されるブドウ糖と、脳・筋肉・赤血球などの末梢組織での消費との間で動的な平衡状態を保っている。特に中枢神経系ではグルコースは唯一のエネルギー源であり健常人では血糖値がおよそ60〜140mg/dlの間に調節されている。高血糖を引き起こす代表的疾患は糖尿病である。膵β細胞の破壊によるインスリンの絶対的欠乏に基づくインスリン依存性糖尿病(1型糖尿病、またはIDDM)と、さまざまな段階のインスリン抵抗性または分泌不足に基づくインスリン非依存性糖尿病(2型糖尿病、NIDDM)、さらにインスリン受容体などの遺伝子異常で起こる糖尿病と、妊娠糖尿病の4型に分類される。この他にも甲状腺機能亢進症、クッシング症候群などの内分泌疾患をはじめ、多くの病態で耐糖能の異常が認められる。 ・HBA1c(5.8以下) 糖尿病で高値となります。糖化ヘモグロビンであるHbA1cはHbA1全体の約2/3を占める。HbA1やHbA1cは比較的安定で、血糖変化に並行して、その割合がゆっくり増減する。すなわち、ヘモグロビンはいったん糖化されると赤血球寿命(約120日)が尽きるまでその状態を保つため、HbA1cは過去1〜3カ月程度の平均血糖値を反映する。したがって採血時点の瞬時のマーカーである血糖値、中期マーカーのフルクトサミンやグリコアルブミンと比較して長期間の血糖コントロール指標として用いられる。 腫瘍マーカー ・PSA 血中PSA値は前立腺癌患者で著明に増加し、また病勢をよく反映して変動することから、前立腺癌の診断、予後判定および経過観察の指標となる。 ・CA125(35以下) 主に卵巣癌に有効な血中腫瘍マーカー。また 子宮内膜症でCA125が高い陽性率を示すことは早くから知られ、子宮筋腫との鑑別および子宮筋腫患者の手術適応決定の指標に応用が可能である。 ホルモン検査 ・DHEA-S 副腎で分泌されるステロイド系ホルモンの一種。体内の50種類以上のホルモンの源。ストレスに対する抵抗性免疫力の維持に関与し、加齢とともにその分泌は減少する。若さと健康のバロメータ。DHEAの効果は、感染症に対する抵抗力を強化、骨粗しょう症、冠動脈疾患、ガンの発生を抑制、糖尿病を予防、脂質の筋肉質への変換を助け肥満を抑制、ストレスに対する抵抗性を高める。 ・IGF-I (インシュリン様成長因子ーI)インシュリン抵抗性を下げる働きをもつホルモン。成長ホルモンの分泌は1日の中で著しいが、その刺激によりつくられるIGF−Iの血中濃度は安定しているので、成長ホルモンの分泌状態を示すより目印となる。 ・コルチゾール ストレスの刺激によって分泌される副腎皮質ホルモン。糖尿病を悪化させ、血圧を高め、動脈硬化を促進し、免疫機能を低下させる。一言で言えば、老化を促進する悪玉ホルモン。 ・TSH、FreeT3、FreeT4 T3(トリヨードサイロニン)・T4(サイロキシン)は、甲状腺より分泌される甲状腺ホルモン。体内にある他のほとんどすべてのホルモンとシステムに影響を与える。他のホルモンの分泌状態が保たれていても、甲状腺ホルモンが欠乏すると、全体のシステムの活動がうまくいかなくなってしまう。T3、T4の甲状腺ホルモンは、下垂体の前葉から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)によって分泌刺激される。TSHは、視床下部から分泌される甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)の刺激によって分泌される。加齢とともに甲状腺機能が低下してくると、TSHの値が上昇する。これは、身体が甲状腺ホルモンを欲していることを意味する。 ・インスリン 血糖を細胞に取り込んでエネルギーにすると同時に、あまったエネルギーを脂肪として体に残そうとするホルモン。血糖値が急激にあがると、インシュリンも大量に分泌され、必要以上に脂肪を取り込み、太りやすくなってしまう。また、不要なインシュリンは細胞の酸化を促し、肌の老化を促進することになる。 ・エストラジオール 女性ホルモンのエストロゲンのひとつ。排卵を促すためのホルモン「エストロゲン」に含まれる物質。天然の女性ホルモンの中で最も作用の強いホルモン。美肌にかかせないコラーゲン・ヒアロルン酸の合成を活発にしてくれる。エストラジオールには繊維芽細胞を活性化させ、コラーゲン量を維持する働きがある。しなやかな肌を作り、女性らしさをアップさせるものである。 ・プロゲステロン 女性ホルモンの一種で、女性は副腎や卵巣、男性は副腎でつくられている。主な機能は、受精した卵子が着床しやすくなるように子宮内膜の状態を整え、妊娠を維持し、月経周期の以上を修正すること。また、避妊薬としても使用され、常習的な流産をコントロールする機能も持っている。プロゲステロンの補充によって、活力の増大、健全な性衝動の回復、睡眠障害の緩和をもたらすと言われている。 ・テストステロン 60歳以降、急激に低下する男性ホルモンの代表格。男性は精巣、女性は副腎皮質や卵巣から分泌される。低下による老化現象はエストロゲンよりはるかに軽く、特に補充の必要はないとされている。しかしアメリカではサプリメントとして気軽に補充する中高年男性が珍しくない。筋肉を保持して体を引き締め、体力、気力が満ち、性欲・性機能が改善される。 ・ホモシステイン 肝臓で作られるアミノ酸の一種。食事から摂取した必須アミノ酸のメチオニンが肝臓で代謝されてできたもので、葉酸とビタミンB12によって、再びメチオニンに戻る。また、ビタミンB6によってもシステインに変わる。ホモシステイン値が上昇すると、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞の発生が高くなる。 ・レプチン 脂肪組織から分泌され、摂食抑制やエネルギー消費を促進するホルモン。体脂肪量と相関し、肥満者で高値傾向を示す。 骨粗鬆症検査 ・オステオカルシン 骨は常に骨形成を繰り返しているがオステオカルシンは骨芽細胞以外では産生されないため、代謝性骨疾患において骨代謝回転状態を把握するために有用なマーカーである。 ・尿中NTX 骨基質の分解産物。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用。 酸化ストレス検査 ・尿中8-OHdG 8-OHdGは、細胞中のDNAの構成成分がこの酸化ストレスに曝されると尿中に排出される物質です。8-OhdGの濃度を測定することで酸化ストレスの大きさを把握でき、生活習慣の評価が出来ます。 本検査では、細胞のDNAがどの程度酸化ストレスを受けているのかを測定します。 また、8-イソプラスタンを同時に検査することで、さらに詳しく酸化ストレス状態を知ることが出来ます。 高次脳機能検査 ( 前頭葉機能の評価)測定するのは、パターン認識、洞察力、推理力、前頭葉機能。この測定結果から、痴呆の兆候がないかをチェック。 オプション検査の説明 (例) 検査名(正常値) 検査の意義などの説明 抗体関係 ・RAHA(40倍未満) 血清中のリウマトイド因子(RF)の検出法の一つ。一般にRF陽性者の40%がRAであるといわれ、肝疾患やリウマチ以外の膠原病でも陽性となりうる。またその逆にRA患者の70〜90%がRF陽性であるといわれている。 ・抗核抗体(40倍未満) 抗核抗体とは真核細胞の核内に含まれる抗原性物質に対する抗体の総称である。現在20種類以上の抗体が同定されているが、いくつかは自己免疫性疾患の病態判定などに意義が認められている。高値の場合、 SLE(全身性エリテマトーデス)、混合性結合組織病(MCTD)、強皮症、レイノー症候群、シェーグレン症候群などの膠原病の可能性がある。 ・抗DNA抗体 抗DNA抗体を測定する目的は膠原病の診断にあるが、中でも全身性エリテマトーデス(SLE)でよく検査される。 ・ペプシノゲンI/II 消化性潰瘍や胃癌の危険予知マーカー。ペプシノゲンI(PG I)は胃底腺領域に存在し、ペプシノゲンII(PG II)は胃底腺、噴門腺、幽門腺、十二指腸腺に存在する。胃癌のスクリーニング、慢性萎縮性胃炎の診断や胃液分泌状態の把握に用いられる。胃粘膜における萎縮性変化が広範囲に及んでくると主細胞や壁細胞が減少し、その分泌能が低下するためにPG I値も低下し、それに伴いPG I/PG II比も低下する。 ・ヘリコバクタピロリ抗体(陰性) HPは胃内に生息する細菌であり胃潰瘍、十二指腸潰瘍や胃炎の患者の粘膜でよく検出され、特に十二指腸潰瘍を伴う慢性萎縮性胃炎患者で高率に認められるため、その原因菌と考えられている。抗体価測定は感染と既往の指標となる。 腫瘍マーカー ・CEA(5.0以下) 大腸癌をはじめとする消化器癌、膵癌、肺癌などのさまざまな臓器由来の癌に幅広く出現するため、その診断補助および術後・治療後の経過観察の指標として有用性が認められている。また、大腸癌や胃癌における術前CEA高値例では有意に再発率が高いとされ、予後の予測にも有用とされる。 ・CA19-9(37以下) 膵癌、胆道癌を始めとする各種消化器癌患者血中に高頻度かつ高濃度に検出され、優れた腫瘍マーカーとしてその臨床的評価が確立しており、最もよく測定される腫瘍マーカーの一つである。良性疾患における偽陽性率は低く、その場合も100U/mlを超えるような異常高値例は比較的稀である。 ・SCC(1.5以下) SCC抗原は子宮頚部、肺、食道、頭頚部、尿路・性器、皮膚などの各扁平上皮癌患者の血中に高頻度に検出されることが報告されており、それらの優れたマーカーとなる。 ・TPA(70以下) 臓器特異性が低く、さまざまな癌において高値となる。癌の増殖活性を反映するため、治療経過の把握に有用な指標となる。 ・AFP(10以下) 肝細胞癌で上昇する、本来は胎児肝細胞由来の血清腫瘍マーカー。肝炎や肝硬変でも軽度〜中等度に上昇をみる。 ・CA15-3(27以下) 乳癌の再発・転移のモニタリングに有用な血中腫瘍マーカー。 ・BCA225(160以下) 乳癌の血中腫瘍マーカー。BCA225の臨床的意義は乳癌の早期発見よりも乳癌術後のモニタリングや再発乳癌に対する治療効果判定に求められる。 ホルモン検査 ・GH GHは下垂体前葉より放出されるペプチドホルモンで末梢組織に直接またはソマトメジンを介して成長促進、蛋白同化、脂肪分解などの生理作用を及ぼす。GHの分泌は日内変動のほか摂食、睡眠、ストレスなどにより大きく動揺を繰り返している。 ・ACTH(7〜56) 視床下部の刺激で分泌され、副腎皮質のステロイド合成を促す下垂体前葉ホルモン。朝高く、夜低いという明瞭な日内変動がみられる。 ・LH 黄体形成ホルモン(LH)はFSHとともに下垂体より分泌されるゴナドトロピンである。卵巣や精巣などの性腺を刺激して性腺機能を維持する働きがあり、LH-RHによる刺激と性ステロイドホルモンによるフィードバックによりコントロールされている。LH基礎分泌量は思春期前は低値であり、思春期後は徐々に増加し20歳代前半でピークを迎える。女性では性周期により値が大きく変化するほか、閉経後は卵巣などの標的臓器の機能低下にともない40歳半ばより急速に上昇する。 ・FSH 卵胞刺激ホルモン(FSH)は、黄体形成ホルモン(LH)と共に下垂体前葉から分泌されるゴナドトロピンで、標的臓器である卵巣や精巣など性腺を刺激する作用をもつ。FSH、LHは視床下部から分泌されるLH-RHにより刺激され、さらに性ホルモンによるフィードバックで分泌が調節されている。 酸化ストレス ・尿中イソプラスタン 8-イソプラスタンは血管の病変や脳障害などに深く関連している物質で、細胞膜などを構成する脂質が酸化ストレスによる過酸化反応によって生じ、血中から尿中へ排出されます。 これを測定することにより、細胞の受けた酸化ストレス度をチェックすることが出来ます。 また、8-OHdGを同時に検査することで、さらに詳しく酸化ストレス状態を知ることが出来ます。 |
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